HTML備忘録 / その他
- 2003年7月18日:作成
- 2018年10月26日:全面改訂
顔文字の使用
みれば分かるように、私は顔文字が大好きである。顔文字は(厳密には)文字でも無いのに意味を、場合によっては通常の文字より強力な意味を持つが、スクリーンリーダーでは意味不明、自動文書処理など不可能だろう。「ありがとう (^o^)」と「ありがとう 凸(~_~メ)」は正反対の意味であるが、文字列のみで処理すると同じ意味になってしまう。
音声化閲覧の方へ
使わなければ解決する問題なのですが、やめられません。使ってしまいますので、音声化用に私が使用する顔文字の解説をしておきます。そこまでして「時代おくれ」を閲覧なさる方がいらっしゃるかは疑問ですが、スクリーンリーダーでも顔文字を「ナキガオ」とか「ヒヤアセ」のように単語登録できるハズです。なお、読みが空欄の顔文字は読み飛ばされてしまいました (^_^;)
顔文字 | 表情 | 読み | 意味 | 備考 |
---|---|---|---|---|
(^_^;) | 冷や汗を流している | アンダーライン セミコロン | 冷や汗 | |
(^^ゞ | 頭を掻いている | エッヘッヘ、なんちゃって | ||
(~_~;) | むっとした顔 | チルダ アンダーライン チルダ セミコロン | 困った野郎だ | |
(~_~メ) | むっとしてキレた顔 | チルダ アンダーライン チルダ メ | ムカッ、この野郎! | |
凸(~_~メ) | 相手を挑発 | トツ チルダ アンダーライン チルダ メ | このド阿呆! | 超下品 |
(^o^) | 笑顔 | オー | よかった、わーい! | |
m(_ _)m | お辞儀をする | エム アンダーライン アンダーライン エム | ありがとう、ごめんなさい | |
(T_T) | 泣き顔 | ティ アンダーライン ティ | シクシク、悲しい | |
(*_*) | 呆然としている | アスタリスク アンダーライン アスタリスク | えー、びっくり、なんでだろう? | |
(>_<) | 顔をしかめている | ダイナリ アンダーライン ショウナリ | イタイ! | |
(=_=) | 疲れた顔 | イコール アンダーバー イコール | 眠い、徹夜あけ | |
(^_-) | ウインクしている | 言わないけど察してね |
数字や英字/全角か半角か?
本文中で使用する英数字は全角・半角のどちらが良いのか、20年の時を経て未だに解らない。数字は計算の対象に、英字は外国語処理の対象になる可能性があるので、半角が良いような気がする。その一方で、文書全体の処理を考えたとき全角半角、2バイト系文字と1バイト系文字が入り混じっているより、日本語的には2バイト系文字で統一されている方が都合が良い気もする。少なくとも、同じ単語はどちらかに統一されていないとマズイであろう事は予想できる。
Webに関わるようになった2000年頃、1990年代初頭の固定ピッチDos版ワープロの入力作法、少なくとも当時は普通だった作法にならって、1桁の数字は全角、2桁以上は半角、3文字程度の英字は全角、それ以上は半角、複数の単語が並ぶとき長いのは半角、短いのは全角とした。つまり、見た目と思い付き、WindowsにLinux、でもDOSでLinux・・・無法地帯 (^_^;)
そもそも、ひとつの文字コード内で同じ文字が2バイト系と1バイト系に存在する規格が間違っている、と言う意見がある。私も1票入れたいと思うが、規格に文句を言っても解決しない。
2003年頃、そのメリットを確認したわけではないが(デメリットも不明だが)、プロポーショナルフォントの場合は全角と半角はほとんど見分けがつかない事、タグを全角で表現するとカットアンドペーストで使えない事、および(面倒くさいが ^_^;)諦めて実体参照を使う気になった事から、html等の記述例は半角、その他の英字と数字も原則的に半角で統一した。
しかし記号類は全角と半角がその場の気分で混在し、にも拘らず、なぜか丸括弧は全角と決まっている・・・前世紀からの付き合い、Dosの習慣はそう簡単には抜けないネ (^^ゞ
印刷結果
もともとブラウザ間で印刷結果は異なり、レーザーかインクジェットかでも異なるので、作成側の問題では無いような気もするが、濃背景の「時代おくれ」スタイルの場合は問題が起こり得る。
Firefoxのプリントアウトは「背景を印刷しない」でも問題は起こらず、非常に美しい、優秀である (^_^)/
Operaでは文字の可読性に問題はないが、囲み枠が印刷されない。もしも「囲み枠が〇〇です」の様に意味を持たせている場合、そのプリントアウトは無意味なものになってしまう。
Chromeでは白文字がグレーで印刷され非常に薄く読み辛く、可読性に差支えるレベルである。印刷設定を探したが(少なくとも48では)見当たらなかったので、改善するにはCSSを切るか差替えるしか方法はなさそうだが、標準の機能では見当たらない(Operaならそれはクリック一発なのに)。
この問題に「サイトの書き方」で対応するのは難しそうなので、表示用と印刷用のCSSを選択させるしかないのか?と考え中。
なお、ブラウザで「背景も印刷」の設定が可能であれば美しく印刷できるが、濃背景の「時代おくれ」でそれは勧められない。インクやトナーがあっという間に無くなってしまうから (^^ゞ
古い環境の見切り方
私は古い環境、旧版ブラウザしか使用できない旧型パソコンにこだわっているが、時間が経てば古い環境は無くなっていく。さすがに存在しないものには配慮しないが、どのタイミングで古い環境を見切れば良いのか解らない。
この問題は旧項目「HTML研究所」の頃から感じていたが、見事にタイミングを逸し、HTML 4.01ガチガチTableレイアウトを数年前まで引っ張っていた、既に救済されるNetscape Navigator 3.0もInternet Explorer 4.0も居ないのに・・・。
旧h2.dion(KDDI-Dion)はごく簡単な集計結果のみでアクセスログを提供してくれなかったが、現Sakuraではそれが利用可能なので、常に世間の標準的旧型を意識していきたい。我家の現役が世界の現役とは限らないから (^_^;)
私が旧「時代おくれ」スタイルを見直しなしに引張った別の要因として、10年以上HTML4のままで5が出なかった事もある。では次はHTML6の勧告時に見直すのか?それではマズイと予想している。
宣言文<!doctype>がhtml5ではなく単にhtmlと規定されている。これは3から4、4から5の様に階段状に改定するのではなく、今後はHTML5と言う呼称のまま連続的に改定されていく事を意味している(呼称変更なしに、こっそりと目立たない様に、少しづつ旧型PCを切捨てるWindows 10アップグレードのように ^_^;)
旧型環境の推移を睨みつつ、HTMLやCSSの改定にも留意しつつ、ここ「時代おくれ」がリアル時代おくれにならない様にユックリと進化させる予定である、で、ありたい。少なくとも、また15年放置することだけはしない・・・と言ってはおこう (^^ゞ
私の職場サイトは囲み枠ではなく背景色で休館日を表示している。ほとんどのブラウザのデフォルトが「背景を印刷しない」なので無意味な数字の羅列となり「背景も印刷する」でリトライ、結果、何処かで紙が無駄になっているのだろう。あるいは悪態つきつつマーカーで画面から書き写している閲覧者(利用者)がいるかもしれない (^_^;)
私としては何とかしたいと考えているが、雇主にその必要性が理解されず(できず?)放置されている (-"-)