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(3):Windows95と必須パッチの確保 |
2001年8月20日作成/2018年9月23日 日本語版MSDUN13.EXE追加/2018年12月31日 Windows95のバージョン確認法を訂正/2024年9月7日 Microsoftへの旧リンクをweb.archive.orgに張替・統一 |
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旧型機種をGETしてもOSが無ければ話が進みません。Windows95は現在出荷されていませんから、不良在庫処分品を探す、中古品を探す、身近で不要になったものを貰うなどして下さい。私はWindows98の発売時に投売りされていたOSR2.1を購入しました、疑惑の単品値引き販売 (^o^)/。 使用不能や性能不足で廃棄される95プレインストールマシンの添付CDを譲ってもらうのは良い方法です。なぜかパソコン本体も付いてくる場合がありますが、ベースマシンに使用可能であれば一石二鳥です。本当に使用不能でもOSを購入したと思えば処分料も安いもので、部品取りにはなります。 ただし、添付CDが通常のOEM版でなくその機種専用(リカバリー用)の場合、他機種にはインストールできない可能性があります。一見OEM版に見えるがsetup.exeが削除されていてインストールできない添付CD(コンパニオンディスク?)は要警戒、非常に精神衛生に悪いです(‾_‾メ)。また付属マニュアルがないとCD-Key不明でインストールできません。起動フロッピーもあれば作る手間がはぶけます。CDに目が眩んで飛びつく前に、付属品の確認をしておかないと、処分料の払い損です。 また、Windows3.1からのアップグレード版の場合は、3.1セットアップディスクが無いとインストールできませんが、既に3.1は行方不明と言う場合もあります。まぁ、使い道が無いわけでもないので、アップグレードディスク単品でもGET!です (^_-)。 注意:マイクロソフトは1製品につき1ライセンスを認め、譲渡時にユーザーサポートは終了しますがライセンスそのものは譲渡できます。したがって、旧所有者がパソコンとともにライセンスを譲渡(放棄)した場合、新所有者がそれを引継ぐことには問題がないと解釈しています。おかしいと思われる方は、実行なさらないで下さい。 Windows95にはいくつかのバージョンがありますが、無印・OSR1とOSR2以降は別物でその後の展開が大きく変わってきます。また、OSR2.5の場合、非力な旧型機種活用と言う点では問題があります。既にそんな贅沢を言える状況ではないのですが、可能な限りOSR2.1を探しましょう。なお通称では細かく分けられていますが、実質はビルド950と1111の2種類しかないようです。 新規インストールの可能な通常のOEM版には『For Distribution only with a new PC』と印字されているハズです。 2018.12.31 訂正:CDの印字が(C)1981-1995なら無印かOSR1、(C)1981-1996ならOSR2*で、1981-1987となっているものの前期版がOSR2.1で後期版がOSR2.5と推定されます。OSR2.1と2.5はPart No.で見わけられる可能性があり、少なくとも000-59948は2.5ではないようです(情報提供:takaさん)。 なお、ネットオークションなどで画像から(C)表記が読み取れない場合でも、OSR2.1以降では「with USB Support」の表示があるので、少なくとも無印・OSR1・2とは識別可能です。 *1996版の最後の方に2.1が含まれる可能性も否定はできず (^_^;;) |
通称 | システム | ビルド | 備考 |
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(無印) | 4.00.950 | 4.00.950 | 一般販売された物、バグ満載! |
OSR1 | 4.00.950a | 最初のOEM版=無印+SP1 | |
OSR2 | 4.00.950b | 4.00.1111 | OEM改良版(FAT32対応) |
OSR2.1 | 4.00.1212 | OEM改良版(USB対応)=OSR2+usbsupp.exe | |
OSR2.5 | 4.00.950c | OEM最終版=OSR2.1+ie4≒Windows98 |
無印やOSR1の場合はFAT16なので、ハードディスクは1パーティション2GBまでで、USBは使えません。運悪く無印しか入手できなくても、SP1によってOSR1にバージョンアップ可能で、修正パッチを(大量に ^_^;)適用することで満載のバグは解決可能です。2003年9月20日現在、SP1その他修正パッチ類はマイクロソフトから供給されていますが、明日のことは判りません。今のうち『すべて確保しておく』ことを勧めます(配布先は次章『必須パッチと追加コンポーネントの確保』参照)。 USBを使用するためにはOSR2.1以降が必要になりますが、OSR2はusbsupp.exeの導入でOSR2.1になります。マイクロソフトはなぜかusbsupp.exeを配布していませんが、必要な方はソフト案内を参考にして下さい。OSR2.1以降ではusbsupp.exeは標準で添付されていますが、自動的にインストールされるわけではないので要注意です。なお、Windows95のUSBに期待してはいけません、動いたらラッキー!程度に考えないと悲しい思いをします。 OSR2以降であれば、IE4をインストールする事でほぼWindows98と同等のOSR2.5にする事が可能です(システムの表示は950bのままですが)。もっとも必要ディスク容量も98とほぼ同等で速度も確実に落ちるので、旧型機種でOSをOSR2.5化するメリットは疑問ですが、IE4インストール時に『デスクトップ統合』をしない事で、軽快性はいくらか保たれる様です。 ある程度のスペックがあればWindows98や、MeやXPより遥かにましなWindows2000の使用も選択肢となります。もっとも、そんなパソコンはWindows95発売以降の『動いて当然』の機種で、リサイクルにはなりますが面白くはないです。 もしも、メモリーが十分確保できるのであれば2000を推奨します。私はCPU200MHz+メモリー64MBで使用していましたが、そこそこ快適でWindowsとしては極めて安定しており、 訂正(2005年5月5日):ソフトシンセはCPUに負荷をかけるので旧型機で使用するのは得策でなく、しかもMS独裁音源は精神衛生に悪いので現在は一切使用していません。 ところで、古いハードディスクにはMS-DOSが入っていることがありますが、これはGET!です。基本中の基本OSですが、もう供給されていません。そのパソコンが起動する場合には、Format /SでDOSのシステムディスクを作り、関連ファイルをフロッピー(バージョンによって4〜6枚)にコピーすれば完了です。 起動不能でシステムディスクが作れなくても、WindowsのDOSモードや起動専用フロッピーで使用できるものも含まれていますから、コピーしてとっておく値打ちは十分にあります。 注意: パソコンの入れ替え時に引続きライセンスを保有する場合には、旧パソコンのファイルはすべて破棄(フォーマット)することになっています。したがって、入手したパソコンがフォーマットされていない場合は、旧所有者がパソコンとともにライセンスを放棄したものと判断しています。おかしいと思われる方は、実行なさらないで下さい。 |
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すでにマイクロソフト社はWindows95のサポート終了を宣言しており、現在サーバーに残されているパッチ、アップデートモジュールや追加コンポーネントはいつ消されてもおかしくありません、いや、消されます(断言 ‾_‾メ)。 OS本体はマイクロソフト社員が家庭訪問をして媒体の回収破棄でも行わない限り消滅する事はありませんが、サーバーのファイルは一瞬で抹殺可能です。何が必要なのかは必要になるまで判りませんから、将来に備え、可能な限りすべて確保しておく事を勧めます。 以下、現時点で利用可能なページとファイルです。リンクを切られた場合も想定し、各ファイルへのリンクも付けてあります(直リンではありません)。サーバーの反応が鈍くページめくりやダウンロードに失敗する場合もありますが(イヤガラセか ‾_‾メ)、時間を置いて再試行するとうまく行く場合もあります。また、IEだと落ちてくるファイルもあるようですから諦めてはいけません! なお、ファイルを確保するための一覧であって、すべて適用・修正せよ、と言う意味ではありません。セキュリティ関係を除き、困っていない=必要の無いパッチを当てる必要はありません。また、セキュリティ関係でもパソコンの使用目的によっては必要の無いものも多数あります。 PC/AT版を主、PC-9800版を従としてファイルが重複しないようにリストアップしてありますが、それぞれの専用ファイルを間違えて使用した場合、極めて深刻な事態=即死もあり得ますから、十分に気を付けて下さい。 ファイル名の次のカッコは、ファイルサイズと提供年月日です。この情報が間に合わなかった場合=すでにマイクロソフト社からの供給が打切られている場合には、『ファイル名、サイズや月日』を手掛かりに別のところで探す・・・と言う事も考えられます(^_-)。 2018.09.17 追記:資料としてリンクを残してありますが、以下のファイル群は既にMicrosoftからダウンロードする事はできません。しかし、2018年9月17日時点でDirectX関連を除き、web.archive.orgからダウンロード可能で、ファイルサイズも一致 しています。 実際に適応したわけではありませんが、幾つかWindows XP上で試みたところインストーラとして起動する事も確認できましたので、WebArchiveのバックアップでも問題ないと思われます。ファイルが必要な方はそちらのリンクをご利用下さい。現在、起動可能な95環境が手元にないため、ダウンロード/適用の可否など、伝言版にフィードバック頂けると助かります。 2018.09.21 追記:2000年問題関連ファイルのダウンロード情報をishi様よりご提供 頂きました、有難うございます m(_ _)m 2018.09.23 追記:日本語版MSDUN13.EXEとWindows95 What's Hot!の情報をishi様よりご提供 頂きました、有難うございます m(_ _)m 2024.09.05 追記:amdk6updにIntel製CPUの情報をmaekawa様よりご提供 頂きました、有難うございます m(_ _)m 2024.09.07 追記:全てのリンクをweb.archive.orgに張替・統一 しました。当時のオリジナルURLが必要な場合はリンク文字列に含まれていますので、そちらで確認して下さい。 Edge場合、多数のファイルが「XXXXは一般的にダウンロードされていません XXXXを開く前に信頼できることを確認して下さい」でブロック(リネーム)されますが、ファイル名を元に戻せば開けます(迷惑 ‾_‾)。 |
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