2017年10月15日バックアップの旧・時代おくれです 現行サイトはこちら
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(4):目標・対象と解決方針

2003年7月18日作成/2003年12月22日更新/2加筆


目標

ここ『時代おくれ』の目標は、環境や閲覧者の状況に関わらず同一の体裁(同一の情 報量)が得られ、かつ自動文書処理の可能なページを提供することです。情報の提供その ものが目的ですから極端に走ります。

環境・状況別に同等の別ページに振り分けることはせず、同じHTMLソースの共有を目 指します。決して、複数ページをシンクロさせるのが面倒だからでは有りません(本当で すって ^_^;)、共有することに意義があるのです。

私(専門教育を受けておらず自分でも勉強していない一般人)にとって体裁も重要な 要素であり、ページ開設者の主張であると考えています。したがって、同一の体裁が 意味するのは、最も伝わりにくい環境と状況に合わせる=情報提供の悪平等=ベタテキス トの提供では有りません。各々が少しずつ譲歩す れば全ての環境、閲覧者の状況でストレス無く閲 覧できる最大公約数的レイアウトを探そうと言うことです。

そして、そのページは自動文書処理が可能でなければ意味がありませんから、変則的 記述、ブラウザのバグを突くような裏ワザは禁止とし、必ずしもHTMLとしての妥当性を保 証するものでは有りませんが、W3CのValidationサ ービス適合を可能な限り目指します。

と、熱く理想を語ったところで正気に返りますが、実際にはすべての環境・すべての 閲覧者の状況に共通ページで対応するのは不可能で、現実的対応として、『すべての』を 『より多様な』と置き換える必要があります。このより多様なの範囲=閲覧対象をどこま で広げられるかがこのGameの醍醐味と言えます(Gameです。どうせやるなら楽しくやろう(^^ゞ)。


Up

対象ハードウェア環境

CPU80486、メモリ24MB、VGA画面固定の 旧型PC/AT互換機のダイヤルアップ接続を標準的対象ハードウェア環境とし ます。最新ハイスペック機種、大型高解像度モニターや高速通信環境はオマ ケとし、『時代おくれ』の話題の中心はパソコン活用法なので、パソコンに限定し携帯電 話やモバイル機器は考慮しません(考慮したくても持ってない T_T)。

また、現在のパソコンの主流はPC/AT互換機ですが、絶滅危惧種(すでに絶滅か ? ^_^;)PC-9801、FM-Townsや(旧)Macintoshなど非主流も可能な限り対象とします。

この合理的根拠はありません。単に自分のお気に入りノートのスペックを標準とし、 動作確認できる所有マシンを列記、所有していない携帯やモバイルを除外しただけです。 しかし、具体的な数字で示す事はできませんがかなりの範囲がカバーされているハズです。 スペックで判断すると、Windows3.1発売時1993年頃のハイスペック(^_^;)機 やWindows95発売時1995年頃の標準機であれば『時代おくれ』の対象となります。

基本的に自分で確認していない事は書けません。Net情報の受け売りならリンク集で十 分、と言うか、この確認作業・未知との遭遇が楽しいんです。Macintoshは衝撃の異文化 (1ボタンマウス!ファンクションキー無!)でした。伝説の名機Amigaもまだ販売されて いる様ですが、一度も見たことありません。きっと想像を絶する世界がそこに・・・

ハードウェアとは本来は関係の無い事ですが、ハードウェアを32Bitパソコンに限定し たため、自動的 にOSの主体はWindows、追加でUnixとMacOSと いう事になります・・・気が付けば我々にOS選択の自由は無い(T_T)。


Up

対象ブラウザ

ブラウザの種類・バージョン毎の使用状況と特性 は(3):代表的ブラウザの概略にまとめてありますから、 それを前提にチマチマした話は省略し、大胆にまとめました(細かい事は気にしないよう に ^_^;)。なお、見た目の解り易さを優先したため、非常にアクセシブルでない表にな ってしまいましたm(__)m。


XHTML1.0HTML4.0+CSS1JavaScriptブラウザの種類
対応
79.13%
対応
92.11%
対応
98.65%
Internet Explorer 5.5-
Netscape Navigator 6-
Opera 6.0-
巡回ロボット
非対応
20.87%
Internet Explorer 4.0-5.0
障害発生
6.54%
Netscape Navigator 4.0
非対応
0.86%
0.01%Internet Explorer 3.0
0.39%Netscape Navigator 2.0-3.0
0.46%w3m(テキストブラウザ)
不明(NN2相当?)0.49%ゲーム機、その他

XHTML1.0で記述した場合、5人に1人は製作者が意図しない画面を見る事になり、深刻 な障害が発生する可能性もあります。フルにHTML4.0+CSS1の機能を使用した場合、10人 に1人が製作者が意図しない画面を見る事になり、20人に1人存在するNetscape Navigator 4.0利 用者は閲覧不能になります。ありがちな選択はHTML4.0+CSS1にNN4対策をほどこしてNN4ま で範囲を拡大、ついでに(ちょっぴり)JavaScriptも使用する、ではないでしょうか?

その場合、対象は98.65%に達します。残りの1.35%を多いと見るか無視可能な程度に 少ないと見るか、サイト開設の目的も関係し意見が分かれると思いま すが、私には1.35%=75人に1人が『無視可能な程 度に少ない』率とは思えません。また、『時代おくれ』の主要テーマである 旧型低スペックマシンはHTML4.0+CSS1以前の旧版ブラウザしか使用できない状況があり ます。我が家の可愛いマシン達の多くがそうです。誰が考えても、自分の所有マシンで閲 覧できないページを作って楽しいはずがありません!

その1.35%に対応するために、残り98.65%に受容不可能な障害や情報の質的低下が発 生したり、対応コストが膨大である、あるいは技術的に困難であるなどの問題があれば、 切捨ても検討しなければなりません(一部のIEは切り捨てました ^_^;)。しかし、実際 にはささやかな工夫と労力で多くの旧版ブラウザに対応可能であり、新しい環境でも深刻 な問題は起こりません。逆に、最新技術を導入したサイトの方がより高度な技術とコスト を要求するように思います。

さらに、色を自由に表現できない旧版ブラウザ対策が自動的にハンディキャップ対策 になる(あるいはその逆)ことから『時代おくれ』 では全てのNetscape Navigator(NN)、Internet Explorer(IE)3以降、Opera6以降およびw3mと巡回ロボットの99.51%を 対象とします。もちろん、組み合わせて使用される音声ブラウザも対象 で、ゲーム機はNN2程度の機能はある(らしいが見た事ない ^_^;)ので、現実にはIE1〜2を 除くほぼ全ての環境と言う事になり、限りなく100%に近づきます。

IE1〜2を除外した理由は『(3):代表的ブラウザの概略』に示してありますが、厳密 に対応すると大幅な制約が発生してしまうのでNN2も除外したいのですが、困った事に利 用者がいます(旧Macユーザーか?)。やむなくNN2も暫定措置として対象ブラウザに加え ますが、重大な障害を発見したら即刻除外します。また、目標で『各々が少しずつ譲歩す れば・・・』と条件を付けましたが、NN2には重点的に譲歩してもらい ます(Netscape社は旧 バージョンの供給を継続していますから、JavaScript不要ならNN1に落とす、必要なら3に 上げましょう。2でなければならない理由は無いはずです)。

なお、32Bit環境で動作する32Bit版ブラウザが暗黙のうちに対象となっていますが、16Bit版 を無視している訳では有りません。こっそり表示確認はしています(^^ゞ。


対象者

有料サイトや会員制サイトを除けば閲覧対象者を限定する状況は、情報の悪用を防ぐ とか、子どもが見るとマズイとか、当事者が見るとマズイとか(^_^;) 限られると思いま す。ここ『時代おくれ』には閲覧対象を制限する理由が(たぶん)有りませんから、原則 的には訪れた全ての人が対象者です。

しかし、私の語学力では日本語を得意としない外国人には対応できません。また、日 本人でも『漢字の読めない子ども』もいますが、ウェブコンテンツ・アクセシビリティ・ ガイドラインの『内容に応じた判りやすい文章』と言うことで、子ども向けにはしませ ん。ここはアダルト・サイト、大人の遊び場を目指しています(^o^)。

と言うことで、初心者、高齢者や旧石器人、その他あらゆるハンディキャップユーザ ーを含む、普通に日本語を理解できる全ての 大人を対象とします。


『時代おくれ』的解決方針

WWWの目的と歴史的経緯をみれば、結論は明らか、議論の余地は有りません。常に最新 勧告に従う、面倒くさいからXHTMLで記述する、CSS万歳!・・・とは思えません。

対象ブラウザで示したように、私はInternet Explorer3やNetscape Navigator1も含め て同一の表示結果が得られることを目標としています。しかし、アクセシビリティ、自動 文書処理と妥当な記述について解説し、CSSなど新 しい技術の使用は旧バージョンブラウザの切り捨てでは無い、当サイトはIE3やNN3でも閲 覧可能である、と豪語する超有名サイトが実際には著しく閲覧困難または不可能で した。これは、最新勧告に従いつつ旧バージョンブラウザに対応することの難しさを表し ていると思われます。

なお、そのサイトの具体的問題点は、IE3ではCSSとJavaScriptの対応不良(整形失敗 判読不能、次ページに進めず)、NN3ではCSSが無い場合の配色(文字−背景色が同一で隠 し文字)と言う深刻な、しかし実際には対応可能と思われる障害でした。

おそらく、理屈だけで書かれており表示確認を行なっていないのだと思いますが、そ もそも『CSSは非対応ブラウザに影響しない』が疑わしいです。確かに、ヘッダー内未定 義要素の処理失敗に起因しCSS固有の問題ではない、とも言えますが結果は変わりません、 障害発生です。CSSがそのまま表示されてしまう現象は良く知られていますが、私に確認 できた範囲内だけでもMacintosh版NN1ではヘ ッダー内に長いCSSを記述すると整形失敗の原因になりました。ちゃん と調査すれば他にも問題がありそうです。

ブラウザや閲覧者の状況に応じてページを使い分けるのも一つの方法ですが、すべての ブラウザを自動的に振り分けることは困難、おそらく不可能です。閲覧者に手動で選ばせる 方式にも問題があります。日本のオフィスを対象にした使用機種・OSとブラウザに関する アンケート調査で、『質問の意味がわからない』が1割弱あり(出典を失念(^^ゞ)、一般 家庭を含めればこの率はさらに増加すると考えられます。ちなみに、私の周囲では3人に2人 が使用ブラウザの種類とバージョンを答えられません。

おそらく、『ブラウザとユーザーエージェントを混同するな』 と凄む物知りな人より、『ブラウザって何?』と言う素人の方が圧倒的に多いハズで す。JavaScript非対応のブラウザはこ ちら、の様に誘導しても、その意味がわからない人が大勢います。また、 『目的の情報に達するまでの操作・ページ移動は少ないほうが良い』とも相反します。

これまで私は妥当な、あるいはミスの無い、と表現し敢えて『正しい』とは表現しません でした。私にとって、正しいHTMLとはより多くの環境で閲覧可能なHTMLです。で、CSS非 対応および対応に問題がある古いブラウザが無くなるまでの経過措置と して、認められた範囲で古い記述規則も併用し自 動文書処理の邪魔にならない(と考えられる)妥当で正確なHTMLを書くと 言う結論に達しました。そもそも高度なテクニックを駆使する知識は無く、マルチメディ ア・コンテンツを供給するような才能も無い『時代おくれ』では実現可能です(^_^;)。

最大の障害は私が自動文書処理の実際を知らないことです。ネット上にアバウトな受 売り警告は山ほどありますが、具体事例『誰が、いつ、何が原因で自動文書処理に失敗し たか』や『私はこれが原因で失敗した』は見つけられませんでした(日本語のページに限 る ^_^;)。

W3Cのウェブコンテンツ・アクセシビリティ・ガイドライン1.0(和訳)から私が直接 理解できたのは、(1)メタ情報の欠落、(2)構 造を示すタグの修飾目的使用、(3)線形化できないテーブルを用いたレイアウト、及び (4)文法上のミス、が自動文書処理の障害となり得ると言う4点だけです。

たまに見る警告、<font>タグによる修飾は文意を不明瞭 にするのでCSSのインライン修飾指定を使用する、は私の貧弱な頭では理解不能なので却 下です(両方ダメ!なら理解できるのですが・・・)。その他にもネット上には奇怪な警 告が存在しますが、私が理解できないものは無視、却下です。

ウェブコンテンツ・アクセシビリティ・ガイドラインに留意して自動文書処理のため の厳密性を確保、さらに、私の個人的趣味でガイドラインで冷遇されてい る?『旧型機種、旧版ブラウザおよび旧石器人対 策』を補強した記述の基本方針を立てると、以下の様になります。

私が譲らないこと
  • ブラウザや閲覧対象者別にページを分けない
  • ブラウザはデフォルト状態を標準とする
  • 画面サイズを制限する
  • 背景色と基本文字色は指定する
  • お遊び要素は放棄しない
円滑な自動文書処理
  • 正しい文書型宣言を行い、宣言した公式な文法に従う
  • 構造をあらわす要素を修飾目的に使用しない
旧バージョンブラウザでの見栄え
  • 『障害を起こす項目』と『別の手段で可能な項目』はCSSから排除する
  • 線形化可能なテーブルでレイアウトを行う
  • 構造要素を修飾要素で視覚的に補強する
  • 修飾に関わる非推奨要素は正しく盛大に使用する(^_^;)

ウェブコンテンツ・アクセシビリティ・ガイドライン1.0

既に記述の基本方針も示され、適当な順番ではないような気もしますが、ここでW3Cの ウェブコンテンツ・アクセシビリティ・ガイドラインを取り上げます。私の頭の中で はW3Cのガイドライン、『時代おくれ』的解決方針と具体的解決方法が循環参照を起こし 順番は意味を失っています(^_^;)。

W3CではWebのアクセシビリティ(バリアフリー)に関して、優先度1(可能な限り対応 する)〜3(対応することが望ましい)の65項目をあげています。普通のページ開設者で あれば十分理解可能な平易な内容ですから、W3Cの勧告は(たとえ和訳でも)まず原文に あたる事を推奨します。

すでに指摘した様に、アクセシビリティ関連有名サイトのなかに『検証せずに理屈だ けで書かれたと思われる要注意サイト』が複数混じっています。本当に超有名サイト(こ れで飯食ってる人もいる ‾_‾;)ですが、少なくとも、旧版ブラウザ対策と初心者対策の 役には立ちません。情報の取捨選択はWebに限らず情報収集の基本中の基本です から、サイトのネームバリューに惑わされる事な く正しい情報を選択して下さい(で、『時代おくれ』は取?捨?論外!? ^_^;)。

この話題に関して(私に推奨されてもあまり嬉しくはないでしょうが) 私は石川准:社会学とアシス ティブ・テクノロジーを推奨します。W3Cのウェブコンテンツ・アクセシビリティ・ ガイドライン1.0をはじめ各種勧告の和訳や有益な情報があり、大変に参考になります。

石川さんは静岡県立大学国際関係学部教授、音声ブラウザなどソフトの開発も行なう本物 のパワーユーザーで、初の全盲東大生としても知られています。特に対象ブラウザに関す る宣言はありませんが、旧版ブラウザで(若干の不都合はありますが)閲覧可能です。ま た、英語の苦手な私は誰かの和訳に頼らねばなりませんが、ここの和訳はその経歴から考 えて信頼できると思います(利用させて頂く立場でなんと高飛車な(^^ゞ)。

ウェブコンテンツ・アクセシビリティ・ガイドラインは、普通のページ開設者であれ ば十分理解可能だと言いましたが、理解と納得は別問題です。私はガイドラインは『身体 的ハンディ』にはそこそこ親切であるが、『パソ コンが得意でない人』にチョット冷淡、『古い技術=旧版ブラウザ』にはかなり冷た い印象を受けました。

作成側がCSSに適切に体裁を分離しても、家電感覚でパソコンを使用している多くの閲 覧者は、CSSの意味を知りません。CSSに限らず、閲覧側の知識と能力を前 提に『閲覧者任せのページ』を作成すると、 パソコンが得意でない人を取り残してしまう可能性があります。人には 向き不向きがあり、世間には異様にデジタル機器と相性の悪い人=旧石器人も存在します から、一種のハンディ、情報弱者と考えましょう(連続10回の同じ質問に怒ってはイケマ セン、優しく教えてあげましょう、と人には言うが・・・ ^_^;)。

また、表面的には『古い技術=旧版ブラウザ』に配慮した項目もありますが、ガイド ラインに沿って対応を追求して行くとその他項目との矛盾、破綻、 最終的に『旧版ブラウザ利用者の我慢』か『作成 側の妥協』あるいは『旧版ブラウザ切捨て』の選択を迫られます。W3Cの 現在の目標がHTML4.0以前の混乱の収拾と標準化である以上避けられない問題ですが、ま もなく自然消滅によって4.0以前の旧版ブラウザ問題は解決が予想されます。常識的判断 では既に消滅、解決済みかもしれません。

しかし、おおむねHTML4.0準拠の比較的新しい(^_^;)ブラウザが、ガイドラインに沿っ て正しくCSSを使用した妥当なページを、味も素気も無い『ベタテキストに近い無修飾ペ ージ』として表示する事があります。最近増加傾向にありますが、非常に質素な縦長のペ ージで、古い環境に配慮したにしても『横幅が狭すぎる』と思っていましたが、本来、横 に配置されるべき段組が縦に配置されている様です。文章中で『右』とか『左』とか使わ れると、意味不明です。

これは、CSS1への部分的非対応あるいはCSS2への非対応が原因だと思います(未確認)。 ほとんどの場合、情報の量的欠落はありませんが、私にはCSSに従って正しく整形された ページと『ベタテキストに近い無修飾ページ』が、等価であるとは認められません。『作 成者の情報をより判り易くするための配慮』であるページの色、形や配置は失われ、情報 の質は低下しています。

4.0以前ほどの混乱ではないにしても、技 術的前進が続く限り、常に『古い技術=旧版ブラウザ』は存在し、問題が根本的に解消さ れる事はありません。閲覧環境を限定したくない開設者は、その時々の 現行記述規則の枠内でいかにして前世代ブラウザに対応するかを悩みつづける事になりま す。開発側がW3Cの精神を尊重すればより穏かで普遍性のある前進も期待できま すが、W3Cが国連で開発側のM$がアメリカと言う構図を考えたと き、Web世界の平和は遠い・・・ような気がします(T_T)。

このようにW3Cガイドラインを面白く思っていない私ですが、所詮は素人、専門家が根 拠を持って策定したガイドラインは順守しま す。可能な限り対応すべきとされる優先度1には確 実に対応する、対応不可能な場合は関連する機能を使用禁止とする、優先度2と3で必要を 感じたものには対応するを基本にフレーム、クリッカブルマップやマルチメ ディアコンテンツを使用する予定の無い『時代おくれ』に関係すると思われる項目をまと めると以下の様になります(順番が変だ・・・禁止自粛機能と理由は次章にあります ^_^;)。

文章の構成に関する基礎的項目
  • スタイルシートなしでも読める文章
  • サイトの内容に合わせた明瞭で簡潔な文章
HTMLの技術的項目
  • テキスト以外の要素には必ず同等の役割を果たすテキストをつける
  • 動的な内容に対するテキストは、その変化に伴って更新できるようにする
  • データをあらわす表のヘッダは明確に示す
デザイン、ページ構造に関する項目
  • 色に依存しない情報の提供
  • 画面の明滅(フリッカー)は避ける
  • 同等な別ページで対応する場合、元のページと同頻度で更新する

このなかで『動的な内容に対するテキストの自動更新』は私の能力(とたぶん古い技 術)では不可能ですが、幸いな事に『時代おくれ』ではカウンタの代替テキストしか有り ません。この『動的な内容に対するテキスト』を手作業による頻繁な更新で解決(^^ゞす れば、残りの項目は専門的知識・技術が無い私でも対応可能です。


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