2017年10月15日バックアップの旧・時代おくれです 現行サイトはこちら
ナビゲーションスキップ 本文はこちら
←前
――
↑目次
表紙に戻る

(9):不可解な現象/怪しい話題

2001年8月20日作成/2003年9月1日更新/構成変更/1追加


IBM初代PCの疑惑

IBMは現在のパソコンの原型である初代PCを1981年 に開発、1983年PC-XTに発展させPC/AT規格を(1984年?に)公開しました。 実際には規格公開前からクローン(海賊版)が欧米では出回っていたそうですから、PC/AT互 換機やパーツに1981年製があってもおかしくありません。しかし、私が使用している米国 製の中古AT電源に1980年の製造検印が 押されており、以前に1979年製のAT規格と思われる ケースを見たことがあります。

すると、初代PC以前に(規格化された?)パソコン用電源とケースが、存在していた 事になります。電源とケースの存在は、マザーボードやドライブ類のサイズや駆動電圧な どの規格(の原型)の存在を意味します。と言うことは、70年代後半のパイオニア達の努 力によって、開発・製造された個々のパソコン用パーツを寄せ集めて、規格化したのがPC/ATで ある可能性が出てきます。パクリ疑惑です。

もちろん、初期のパソコンメーカーが端末用などの既製パーツを一部流用していた事 も事実です。しかし、パーツがすべてIBMの端末用だったとしても、それをいかに組上 げるかが重要なのであって、パソコン規格として のPC/ATはIBMのオリジナル規格ではないような気がします。


Driverの謎

Windowsのドライバは3.1、95、98、NT、2000の各バージョンで互換性は無いことにな っていますが、実際は95と98はほとんど共通で9x用として使用可能で、パフォーマンス低 下を我慢すれば3.1用は9xで使用できるものが結構有ります。

さすがに9x、NTと2000はinfファイルの構造が違うので使用できません。普通、無 理やりインストールしてもWindowsにはねられるか、付属インストーラがバージョンチェ ックで停止します。まれにインストール自体は可能でもドライバは動作せず、運が悪けれ ば起動不能で再インストールです。

が、なぜか、動作してしまった経験があり ます。Windows2000の出始めにドライバが無くて、 何事も経験だと適当にドライバインストールとOSの再インストールを繰り返していたら、 9x用でビデオカードが、NT用でサウンドカードが動作してしまいました。確 かに不安定でヨレヨレでしたが、全く使用できないよりはマシです。

ドライバが見つからないカードを何としても使用したい、OS再インストールが三度 の飯より好きだ、と言う人は挑戦して下さい。特 に今回の逆、NTや2000用ドライバの9xでの使用に興味があります。実験なさ った方はぜひ御報告下さい。


ノートパソコンの壊れた液晶の疑惑


完全消耗バッテリーの疑惑


New

『→』の効能?

Windowsの起動終了時あるいはアプリケーションの起動終了時、途中で止まってしまう 場合があります。急いでいるときに『電源を切る準備ができました』のまま延々とまたさ れ、挙句の果てに電源プッチンと言う事も珍しくありません。沸々とM$に対する怒りが 込上げてきます。しかし、そう言うフリーズ時に 『右カーソルキー/→』を押すと、沈黙していたハードディスクがカリカリと心地よい音 を立て、処理が進行する場合が多々あります。

内部で複数の処理が無限ループに落ちてしまっているところに、新しい処理『→』が 加わった事により順番が入れ替わり、ループから脱出するのだと考えています。であれば、 スペースキーでもエンターキーでも、それこそ←でも↑でも↓でも結果は同じぢゃ無いの か?と言う素朴な疑問が起こります。しかし、その理由はまったく判りませんが、経験的 には『→で復活する場合が圧倒的に多い』です。私 はフリーズしたパソコンを見たら、取敢えず『→』を押して見ると言うのが 習慣化しています。騙されたと思って、一度は試して下さい。私は確信しています、『→』 には特別な意味があると。


不良セクターの行方

私がノートで現在使用しているハードディスクは中古の東芝MK2104MAV(2167MB)で、 購入時にFAT16フォーマット済みで数十MBの不良セクタがありました。デフラグの詳細表 示では前半部に大量の不良が表示されており、フォーマットしても消えないが、使用して も増える様子もありません。

しばらくそのまま使用していましたが、FAT32で フォーマットし、FAT16に戻したら不良セクタが消失しました。その 後不良セクタが原因と思われるデータの破損も起こっていません。消失から約1年半後、 FAT16でパーティッションの切り直し作業中に、不良セクタが1ヶ所検出されました。た めしにFAT32でフォーマットしたら無くなり、再度FAT16でフォーマットしても検出できま せんでした。

2度起これば特別な現象とは思えません。フォーマットが異なるため『装置の物理的 初期化』が自動的に行なわれるのか、しかし損傷を受けたディスクがソフトで復旧できる のか、単にバグで不良セクタが表示できないのか、ならば不良セクタがあってデータの消 失が起きないのはなぜか、謎、まったく謎です。

2度目の不良セクターの消失(2002年1月)から20ヶ月が経過しましたが、ディスクは 健在、不良セクタは再発していません。明らかな点は、私のハードディスクの寿命がまた 少し延び、出費が減ったと言うことです(^o^)。


←前
――
↑目次
表紙に戻る